【Autobound】営業のエキスパートが送るようなメッセージ作成プラットフォーム

Autobound（オートバウンド）社は、「適切な見込み客に適切なタイミングで適切なメッセージを送信するセールス・プラットフォーム」を提供している。

B2Bの営業メールの多くが非効率的で、買い手に関するインサイトが不足している。一般的には、担当者が営業先に関連するニュースを探すのに時間と頭を使わなければならないが、現実的には難しい。

営業担当者は実用的なデータを持っていないため、その分だけ収益チャンスを失う。見込み客が競合製品を購入した後で連絡したのでは遅すぎ、ベストタイミングでも状況に応じた具体的な価値提案がなく、一般的な内容であればメールはゴミ箱に捨てられてしまう。パーソナライズされたセールスプロセスを持つことは、かつてないほど重要になっている。

Autoboundは、対象となるアカウントの「散らばった関連情報」を1つの場所に凝縮して表示する。適切なトリガーとなるイベントを常に手元に置くために、断片的なワークフローに対処する。

同社によると、「米国企業は年間9,000億ドルを営業に費やしていますが、昨年ノルマを達成した営業担当者はわずか1/2でした。見込み客は、何かきっかけがあって連絡を取った場合、コンバージョンする可能性が400％以上高くなります（出典：fundz.net）。また、パーソナライズされた件名のメールは、開封率が50％高いという調査結果もあります（出典：Marketingdive.com）」と語っている。

Autobound社のプラットフォームは、営業担当者の30分の1のコストで営業成績を2倍にするため、洗練されたペルソナを作成し、最適化されたマルチチャネルのセールス・アウトリーチを自動的に作成する。

スタートアップバリュー

オールインワン

ニュースイベントや求人情報など、気になるシグナルをすべて一か所に集中。営業先にとって製品やサービスの導入を判断するための関連情報は非常に重要であり、それらの情報をメッセージや価値提案に結びつけることも同様に重要である。

現在、ほとんどの営業部門は、新規顧客を見つけて獲得するための単一化された専門的な営業自動化ツールを持っていない。ゆえにセールスフォース、グーグル検索、リンクトイン、クランチベース、アウトリーチなど数多くのプラットフォームを転々とし、インサイトを集める。

Autoboundはそれら全てが１つのプラットフォームで行える。同社の検索エンジンは継続的にインサイトに耳を傾け、それらを見込み客が求める形でメッセージとしてすぐに送信できるフォーマットに変換。営業担当者が見込み客に接触している理由が書かれてある自然な内容と、課題を解決できるように表現された営業メールができあがる。

インサイト・トラッキング

CRMのウェブサイトURLと会社名のフィールドを数百万社のデータベースに照合し、膨大なインサイトをトラッキングする。