
Beetle(ビートル)社は、「AIを活用した大学生向けのSNS・教育コミュニティプラットフォーム」を提供している。

インドでは学歴重視が進んでおり、大学生による成績上の不安、インターンシップや仕事、スキルアップのためのコースを受けられないというフラストレーションがある。
これら大学生活で直面する問題は解決したいが、ウェブサイトやアプリでの検索は膨大な時間を必要とする。実際自身が望む情報を手に入れられるサイトにたどり着けることの方が難しいといった現実がある。
Beetle社の共同創業者も例外ではなく、2人が在学中にプライベートなことからキャリアに関することまで膨大な時間をウェブ検索に費やした。そのエネルギーの非効率性に気づいたことがスタートアップ企業設立のきっかけとなった。
近々BeetleはAndroidとiOSでアプリをリリースする予定だ。はじめはすべての機能を無料で提供し、広告収入を主な財源とする。ユーザー数がある程度増えてきた段階で、有料会員を導入し、有料ユーザーは広告なしで利用できるようにする。
また、有料会員限定のプレミアムコンテンツには、ライブアカデミックコース、OTTサービス、ディプロマコースやトレーニングなどが含まれる。
スタートアップ バリューリーズナブル
プラットフォーム上のコンテンツの85%以上が無料で利用可能。Beetleのコミュニティでは、適切なメンタルヘルスケアセクションを設け、医師と1対1でのビデオチャットを通じて、うつ病や不安症の大学生を支援する。これらはすべて完全無料で提供。
エンターテインメント
オリジナルやサードパーティのコンテンツをプラットフォームに載せ、学生が楽しみながら学べるようにする。また、Netflix、Prime videos、Hotstar、Sonyなどの動画配信事業者と提携し、すべてのユーザーが1つのプラットフォームですべてのコンテンツを利用できるようにする。
学習
アカデミック系の教授だけでなく、非アカデミック系のコーチ(投資、技術、デザイン、人格形成、新しい言語学習など)も重要コンテンツとして強化し、家庭教師を雇う負担をなくす。
公開・非公開のコミュニティ
公開コミュニティでは、新しい友達を作ったり、他人をフォローしたり、コミュニティハンドルに投稿されたユーザーからの質問に答えたりできる(Quoraに似ている)。また、コミュニティ管理者の招待に応じて、特定のユーザーが参加できるプライベートコミュニティのオプションも用意。
学生団体、研究所、学校、クラブなどを対象としたビジネスプライベートコミュニティは有料で、ウェビナースタジオ、ライブラリ、ドキュメントロッカー、フォーラム、アンケートビルダー、学生ポートフォリオなど、よりカスタマイズされた機能が提供される。
社名:Beetle/ビートル
設立:2021/7 インド
創業者:Yash Sharma, Shubham Jain
連絡先:hello@beetle-community.com
分野:SNS機能付き教育プラットフォーム
(Photo: Beetle, https://beetle-community.com )