CoachHub(コーチハブ)社は、「クライアント企業の従業員に対しパーソナライズされたコーチング」を提供している。
CoachHubはコーチングを通して個々の従業員が抱える課題を克服し、強みを向上させる。企業側はその取り組みをプラットフォーム上で確認し、人材の成長により組織力を高めるとともに、愛社精神を向上させることが期待される。クライアント企業の従業員が、自己認識に合わせて自身でコーチを選定する仕組みであり、それによって本人の納得度が高いトレーニングを受けることが可能になる。
コーチングのプロフェッショナルと各従業員にパーソナライズされたアプリを組み合わせることで、クライアント企業はコーチングの費用対効果をより具体的に把握できる仕組みとなっている。
世界的に合意された定義が確立されていないコーチングという分野で、2018年の創業で既に70か国で展開し、急速なグローバル化に対応できていることは、CoachHubが人材の成長とコーチングROIの測定、所属企業への定着率や満足度を確実に高めているといっても良いだろう。
2,500人以上の認定ビジネスコーチを擁しており、トヨタ、富士通などの日本トップ企業も登録している。
スタートアップ バリュー全従業員がマンツーマン
自分専用のコーチを選ぶ。部門やレベルに関係なく、日常生活や職務上での具体的課題や状況に焦点を当てながらコーチと共同作業を行う。
アプリでパーソナライズ
目標設定から改善点、成功点、マイルストーンといった成長の追跡まで全ての作業は単一アプリ内で行われる。
従業員評価の具体化
HRダッシュボードが人事部の以下をサポート。
- 従業員の目標優先順位と各達成度の確認
- 従業員のフィードバック、満足度、組織力のモニタリング
- 請求書、コミュニケーション資料、テンプレート、契約書などの集約
社名:CoachHub/コーチハブ
設立:2018 ドイツ
創業者:Matti Niebelschuetz, Yannis Niebelschuetz
資金調達:3000万ドル(投資ラウンド:シリーズB)
分野:HR EdTech
(Photo: CoachHub, https://coachhub.io )