【CribMD】簡単操作で医師を家に、通院ストレスをフリーにした医療アプリ

CribMD

CribMD(クリブMD)社は、「遠隔医療やドクター訪問など医療全般のオンラインサービス」を提供している。

新型コロナウイルスの拡大により、患者の密集を避ける為の訪問医療と接触リスクを減らすことのできる遠隔医療は人々にとってより身近なものとなった。今までは医師を家に呼べるのは裕福な限られた人たちだけの特権であったが、CribMDアプリから誰でも低価格で医師を呼べる。

その創業者のIfeanyi Ossai(イフェンイ・オサイ)CEOによると、「現在CribMDは3,000人を超える登録者により毎月95,000ドル以上の安定収益を得ているが、その17倍にもなる50,000人以上が待機リストにいる」と語る。

アメリカでの実施も視野に入れていた中、予想以上のナイジェリア国内での需要に対し、現在はそれを満たすためのエンジニアの確保に全力を注いでいるという。

同社のデジタル健康相談プラットフォームを使用することで、病院までの交通に悩む必要はなくなるだろう。 CribMDは多数の専門医を抱えているので、患者のニーズに合わせて往診サービスをデザインすることができる。どのタイプのケアを「いつ・どのように・誰から受ける」のかということに対し、患者が発言権を持てることを目指し、高水準のヘルスケアと低価格の両立を保つとのこと。

CribMD社では、医師の訪問前・訪問中・訪問後のCOVID対策に細心の注意を払っている。

Ifeanyi Ossai、CribMD社CEO

スタートアップ バリュー

待合室をスキップ

厳選された医療従事者と即座につながれるヘルスケア。遠隔医療やドクター訪問が治療を迅速に、そしてシームレスにする。当日の予約も可能。

遠隔医療ではチャット、音声通話、ビデオ会議を用い、外出先でも携帯電話ですぐにフィードバックや処方が受けられる。

豊富な専門医

アマチュアのアドバイスや自己流の治療リスクを回避。

オンライン薬局

アプリ内注文で処方箋をより早く。過去に処方されたデータと現在の健康状態とを比較・分析し、医療専門家から常に最適化された処方箋を受けることが可能。

低価格で利用可能

全てのサービスは月額約8ドルで利用可。

COMPANY

社名:CribMD/クリブMD

設立:2020/1 ナイジェリア

創業者:Ifeanyi Ossai, Lorna Johnson, Mike Ngiri

資金調達:260万ドル(投資ラウンド:シード 2021/5)

分野:MedTech

(Photo: CribMD, https://cribmd.com )


スタートアップレビューでは厳選されたスタートアップ企業にのみ直接取材、掲載許可をいただいて記事を発行しています。
現在日本で成功しているサービスも、海外スタートアップから着想を得てローカライズされたものが多くあります。次のビジネストレンドとアイデアのアップグレードにお役立てください。