
オリバー・マディバ氏は中央アフリカで初めてのビデオゲーム制作スタジオであるキロオ・ゲーム社(カメルーン)の創業者。同スタジオは、プロジェクト資金において10年に及ぶ苦難と挑戦の末、2013年12月に正式にスタートした。
今やキロオはアフリカにおけるゲーム業界の中心的存在となっている。
Leader's Viewpointスタートアップ創業の経緯&サービス
キロオは、中央アフリカで初めてのビデオゲーム制作スタジオです。プロジェクト資金を捻出するため、10年に及ぶ苦難と挑戦のエピックの末、2013年12月に正式にスタートしました。
キロオ・ゲームを通して私たちが目指すのは、アフリカ大陸の「チャンスの連鎖」を再構築する会社になることです。そのためには、若者にインスピレーションを与えるゲームや漫画の制作が肝となってきます。
業界の現状
アフリカのゲーム業界は急激な成長産業です。現在、アフリカ全土には約4億人のスマートフォンプレイヤーがいます。私たちは、彼らが楽しめるだけでなくインスピレーションを与えるゲームを制作、提供しています。
サービスの未来
キロオでの私たちの仕事は、シンプルに言うと次世代のための遺産を築くことです。次世代の「壁を突き破る者たち」は自分を信じ、ポテンシャルを活かす権利を得なければなりません。私たちが存在しているのは、多くのアフリカのヒーローたちのおかげです。
2030年には、アフリカの1億5000万人のプレイヤーが、週に0.27ドルをゲームに支払うことで、13億ドルを生み出すことになります。私たちは、この市場の少なくとも10%を獲得し、エンターテインメントで得た資金を未来ある若者に投資することを目指しています。
Wallbreakers/壁を突き破る者 スタートアップ企業支援のために設立したキロオRebuntuを通じて、インスピレーションを与える大人たちに資金を提供することです。 アフリカの「壁を突き破る者たち」に対して、いつでもどこでも支援します。そのためにもキロオは、インスピレーションを与え、チャンスに繋げるブランドでなければなりません。オリバー・マディバ
(取材=宮尾卓志 写真=Kiro'o Games)