スタートアップ企業が、最初の重要なベンチャーキャピタル出資を受ける段階を指す名称である。出資によって投資家に発行される優先株式を指すこともある。シードラウンドの次に行う。次のラウンドはシリーズBである。

シリーズAラウンドは新会社の資金調達において重要な局面である。シリーズAラウンドでの調達額は普通は200万ドルから1500万ドルの間であり、投資家は企業の10%~30%分の株式を購入する。2020年時点でのシリーズAの平均資金調達額は1,560万ドル。

シリーズAで調達した資本は普通は製品開発、初期のマーケティングとブランド戦略の実施、社員の雇用及び早期段階での事業運営に着手するための6ヶ月から2年間の資金に使用される。


スタートアップレビューでは厳選されたスタートアップ企業にのみ直接取材、掲載許可をいただいて記事を発行しています。
現在日本で成功しているサービスも、海外スタートアップから着想を得てローカライズされたものが多くあります。次のビジネストレンドとアイデアのアップグレードにお役立てください。