
Tigabu Haile
ティガブ・ハイル氏(写真左)は企業の宅配部門を専門的にサポートするスタートアップ、エシ・エクスプレス社(エチオピア)の創業者。
2017年9月に設立され、2021年1月にハベン・ゲブレ氏(写真右)が共同創業者として参加。

スタートアップ創業のきっかけ
エチオピアをはじめアフリカでは、サービスが非常に断片化されているため、商品の価格は高く、それでいてサービス体験は不便なものとなっています。
エシ・エクスプレスは、革新的なプロセスとテクノロジーで、利便性を提供し、商品価格を下げること、つまりエチオピアのラストワンマイルの配送の変革を構想してスタートしました。
信念
私たちの信念は「素晴らしい使命を持っている企業は、社会にポジティブな変化を永続的にもたらす」です。
例えば、「アフリカの政治的な首都」と呼ばれるアディスアベバでは、エチオピア国立血液銀行のパートナーとして、私たちが献血センターから本部まで毎日献血を届けています。私たちのサービスによって誰かの命が救われているという自負があります。
私たちはクライアント企業である大手eコマース企業が追加のコストをかけずに成長できるようサポートしています。
サービスの未来
私たちは、拡大するEC企業のニーズに応え、個人に対しては利便性を提供できるよう、エンドツーエンドの技術とインフラを構築したいと考えました。これには、何百もの商品受け渡し場所の設定、倉庫サービスなどが含まれます。
(取材=宮尾卓志 写真=Eshi Express)