【Unit 21】ノーコードでリスクを検知するセキュリティプラットフォーム

Unit 21

Unit 21社は、「リスクおよびコンプライアンスチームのために、ノーコードのツールとサービス」を提供している。

Unit21は、マネーロンダリングや不正行為などの高度化したリスクを検知・管理するためのシンプルなAPIとダッシュボードを提供し、様々な敵から企業を守る。

同社プラットフォームは、統合が非常に簡単であることをセールスポイントとしており、実際これらのセキュリティシステムを自社で構築しようとしたら何ヶ月もの開発工数がかかってしまうという。Unit 21では、顧客はおおよそ3~5営業日以内で導入可能である。

100以上の機械学習としきい値ベースのルール設定に、顧客のビジネスに合わせた柔軟なケース管理システムが使用可能。 また、製品チームとカスタマーチームのメンバーによるサポート窓口にアクセスすることで、質問、機能のリクエストを数秒から数分で受けられる。

リスクと不正を競争力に変えるために

Unit 21は組織の3分の2以上がプロダクトとエンジニアリングで構成されており、顧客に最高品質のツールを提供するチーム編成に特化している。KYCと文書の検証、サンクション措置と有害メディアのスクリーニング、ブロックチェーンフォレンジック、サードパーティのリスクソースなど、各業界リーダーと提携し、想定できるすべてのリスクとコンプライアンスのための統一プラットフォームとして機能している。

スタートアップ バリュー

1,000億ドル以上の取引をモニタリング

Unit 21はこれまでに1,000億ドル以上の取引を監視してきた。多額の不正損失やマネーロンダリングから顧客を守ってきた実績がある。

50%以上の誤認識率の減少

導入により顧客は誤検知率を大幅に減少させるので、より多くの領域をカバーしつつ、重要なことに専念できる。

2,000万人以上の保護ユーザー

同社顧客は2,000万人以上のユーザーを不正行為から保護。顧客がエンドUXを向上させ、ブランドの信頼を築くサポートを常時行う。

スムーズなレポート作成、実験、分析

特定の地域の特定の顧客層に対して、どの検知ルールは避けるべきか、あるいは最も効率的なアナリストは誰かなど、ワンクリックですべてのレポートを作成、提供する。

COMPANY

社名:Unit21

設立:2018 サンフランシスコ US

創業者:Trisha Kothari, Clarence Chio

資金調達:3400万ドル(シリーズB 2021/7)総調達:4700万ドル

分野:セキュリティ

(Photo: Unit21, https://www.unit21.ai )


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