政策決定は人口パターンの定量化が必須【アプ・クマー/CITYDATA.ai社】

Leader's Info

アプ・クマー氏はよりスマートな都市と現実のビジネスのためのモビリティ・インテリジェンスを提供するシティデータ社(サンフランシスコ)の創業者兼CEO。

クマーCEOはスタンフォード大学で地球科学・工学の修士号を取得。BlueStacks、Phoenix(HPが買収)、CNET.com、mySimon(CNETが買収)などのスタートアップ企業で重職を歴任。

Leader's Viewpoint

経歴

名前のApuは「Accelerated Processing Unit」の頭文字をとったもので、私は地理空間データ、モバイル分析、機械学習の分野で豊富な技術経験を持っています。シティデータの前には、BlueStacks、Phoenix(HPが買収)、CNET.com、mySimon(CNETが買収)などのスタートアップ企業で主軸を担う役割を果たしました。

趣味は世界中を旅したり、ディールハックやテニスを教えたりすることで、それ以外の時間は地域社会への支援活動に時間を費やしています。私は、テクノロジー企業が地元の地域、町、都市の改善に投資し、貢献するためのシビックツアーを強く推奨しています。

スタートアップ創業のきっかけ

ほとんどの都市では、1時間ごと、1日ごと、1週間ごとの人口パターンを定量化することができていません。都市がデータに基づいた政策決定を行うためには、近隣地域、ダウンタウンの中心部、商業地区、公園、エクイティゾーンなどの人の数や移動パターンを測定し、定量化した情報として把握することが重要です。シティデータは、日本の30都市を含む世界の1,580都市のモビリティデータ、AIML、ビジュアライゼーションを提供しています。

(取材=宮尾卓志 写真=CITYDATA.ai)


スタートアップレビューでは厳選されたスタートアップ企業にのみ直接取材、掲載許可をいただいて記事を発行しています。
現在日本で成功しているサービスも、海外スタートアップから着想を得てローカライズされたものが多くあります。次のビジネストレンドとアイデアのアップグレードにお役立てください。