プログラマーの頭の中で問題となる箇所や用途と関連のある箇所をピックアップしやすい状態に保守し続けること。

プログラミングでは、利用者は用件に合わせて、関数、オブジェクト、メッセージ、スクリプトなどの達成方法を選び、また、用意されている様々な各種機能の中からいくつかを選んで組み合わせて用いることになる。この際、1つの用件に合わせて1つの達成方法をピックアップしやすかったり、または各種機能の選び方や組み立て方が、複雑であっても全用途の組み合わせ的に見てピックアップしやすく厳選されている場合、粒度が高いという。

逆に粒度が低いとは、1つの手続きで済むことを2つにも3つにも分けていたり、または1つの機能を実施すると要求していない作業も一緒に行ってしまうことをいう。

また変わった例としては、1用件1機能を満たしている機能を作り続けたにも関わらず、全体的に見ると各種機能の数量が手に負えないほど増えてしまって、整理分類が細分化した結果 数の中に埋もれその機能を選びにくくなると、結局 粒度は低いといえる。


スタートアップレビューでは厳選されたスタートアップ企業にのみ直接取材、掲載許可をいただいて記事を発行しています。
現在日本で成功しているサービスも、海外スタートアップから着想を得てローカライズされたものが多くあります。次のビジネストレンドとアイデアのアップグレードにお役立てください。