スタートアップ企業が立ち上がる時に事業のプロトタイプの企画や構築の段階で実施されるものであり、多くの場合、企業が最初に調達する資金調達ラウンドである。前のラウンドでプレシードがある。シードの次のラウンドはシリーズAである。
通常、インキュベーターやシードアクセラレーター、エンジェル投資家などから資金(投資)を受けることがほとんどである。提供される資本金の額に大きな差があるが、1万ドルからはじまり、中には200万ドル程度の資金が提供されることも珍しくない。
スタートアップ企業の中には、シード資金の調達だけで会社を軌道に乗せることができ、シリーズAラウンドの資金調達を行わない企業もある。シード資金を調達する企業の多くは、300万ドルから600万ドルの間で評価されている。