
Tito(ティト)社は、「ニューヨークで起こっている注目すべきイベントを表示し、ユーザーが撮った写真やビデオを報道機関に販売できるSNS」を提供している。

Titoはローカルの専門家がキュレートしたコンテンツを、ユーザーの写真やビデオと組み合わせることで、ニューヨーク(現段階)で起こっている周辺のことをリアルタイムで表示する。
Titoのモバイルアプリには、リアルタイムの地図と厳選された写真やビデオのフィードが搭載されており、ニューヨーカーにとって興味深くニュース価値のあるイベントや光景、場所(祝賀会や抗議活動、開店や閉店、ヒューマンストーリー、楽しい瞬間、コミュニティの集まりなど)を表示。ユーザーは写真と動画で共有することや、報道機関への販売ができる。
元々Titoは、 Tito創業者兼のプラトン氏とヴィクター氏が住むニューヨークで、パンデミック中に流れる「ニューヨークは死んだ」という繰り返されるニュースワードにうんざりし、ニューヨークの活気に満ちたエネルギー がこれからも続くことを証明するために始めたという。
Titoのベータパイロット版では、COVID-19の試験場の場所や、重要な物資を購入できる場所を示し、情報提供という形で貢献した。Titoは市民ジャーナリズムを民主化し、写真やビデオの撮影といった毎日行っていることで、新しい収入を得る機会を提供する。
創業者のPlaton Levitski(プラトン・レビツキー)CEOはSNSの専門家である。Facebookがいかに80万人の同時ライブストリームを可能にしているかや、Twitterがどのようにして3000/秒のイメージを処理しているかなど、2021年のSNS構築に必要なことを説いた専門情報がMindBowser(2020年12月)で掲載されている。
スタートアップ バリュー周辺イベントをリアルタイム表示
周りで起こっていることを直感的な方法で、リアルタイムに表示するためにTitoは創られた。これまで友人やSNSをはじめ、あらゆるウェブサイトやアプリから、周辺で起きている面白い情報を集めようとしても難しく、イベントの数々を見逃している。アプリでは周辺で起きているイベントが常に表示されている。
ニュース素材の新しい取得方法
写真や動画をメインに共有するSNSで、自信の周りで起こっていることをリアルタイムで人々に伝えられる。このアプリでは報道機関はユーザーに掲載許可を取ることなく、コンテンツを速やかに購入し、即座に報道することができる。速報のリアルタイムイメージをより強化できる。
社名:Tito/ティト
設立:2018/10 ニューヨーク US
創業者:Platon Levitski, Victor Chu
資金調達:30万ドル(プレシード 2020/4)
分野:SNS
(Photo: Tito, https://www.titoapp.org )